2025/07/02 20:00
中尾微々 写真展 「凪いでいる」

【EVENT INFO】
会期:2025年7月25日(金) – 8月10日(日) ※7月27日、8月3日休廊
開場時間:11:00 – 19:00 (月 – 土) ※イベントに応じ不定休
入場:無料
会場:Open Room
住所:〒151-0061 東京都渋谷区初台1-39-12 初台富士ハイライズ1F
※展示作品はすべて販売いたします。
※中尾微々写真集『凪いでいる』を会期開始より販売いたします。
【Opening talk】
レセプション/トークイベントを開催いたします。どなた様もお気軽にお越しください。
日時:2025年7月25日(金)19時30分~
出演:中尾微々 / 植本一子
料金:無料
”記憶も、海に散ったあの人も、原子になってわたしを包んでゆく。
分かれる赤の流れを逆らうようにきらめいたこの青いひかりを、ちゃんとずっと覚えていたい。” – 中尾微々 –
この度、渋谷区初台Open Roomにて大阪を拠点にする写真家・中尾微々による初個展「凪いでいる」を開催いたします。現在23歳の中尾微々は在日韓国人の父と日本人の母を持ち、二つの国の間に揺れる自身のアイデンティティや、自分を取り巻く混沌とした社会にフォーカスを当て静謐かつ鋭い視線で切り取る注目の若手写真家の一人です。
本展では、日本に暮らす韓国ルーツの人々を被写体としたポートレートに加え、作家自身のルーツや背景や家族に深く関わる場所の記憶を写した作品を展示。“凪”という、穏やかでありながら完全に静まることのない海の状態を、揺れるアイデンティティや、消えることのない歴史の記憶と重ね合わせた作品群は「私たちは確かにここに存在している」という強いメッセージを放っています。




【ARTIST INFO】
中尾微々

2002年、大阪生まれ。
在日韓国人の父と日本人の母の元に生まれ、二十歳で日本国籍を選ぶ。母や亡き父に自身を見出しながら、自分を取り巻く透明にはならない社会の中でひしめき合い揺れながらも、終わらない波と地の境目を踏みしめながら、自分にしか残せないリアルは何かと制作を続けている。
発表媒体では関西を中心に出展を多数開催。現在、大阪を拠点に活動の視野を広める。
日本写真映像専門学校フォトファイン学科卒業。
Opening talk Guest
植本一子(うえもと・いちこ)

写真家。1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。2013年、下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げる。主な著書に『かなわない』『愛は時間がかかる』、写真集に『うれしい生活』、小説家・滝口悠生との共著『さびしさについて』などがある。主な展覧会に「アカルイカテイ」(広島市現代美術館)、「つくりかけラボ07 あの日のことおぼえてる?」(千葉市美術館)。
中尾微々 写真展 「凪いでいる」
【EVENT INFO】
会期:2025年7月25日(金) – 8月10日(日) ※7月27日、8月3日休廊
開場時間:11:00 – 19:00 (月 – 土) ※イベントに応じ不定休
入場:無料
会場:Open Room
住所:〒151-0061 東京都渋谷区初台1-39-12 初台富士ハイライズ1F
※展示作品はすべて販売いたします。
※中尾微々写真集『凪いでいる』を会期開始より販売いたします。
【Opening talk】
レセプション/トークイベントを開催いたします。どなた様もお気軽にお越しください。
日時:2025年7月25日(金)19時30分~
出演:中尾微々 / 植本一子
料金:無料
”記憶も、海に散ったあの人も、原子になってわたしを包んでゆく。
分かれる赤の流れを逆らうようにきらめいたこの青いひかりを、ちゃんとずっと覚えていたい。” – 中尾微々 –
この度、渋谷区初台Open Roomにて大阪を拠点にする写真家・中尾微々による初個展「凪いでいる」を開催いたします。現在23歳の中尾微々は在日韓国人の父と日本人の母を持ち、二つの国の間に揺れる自身のアイデンティティや、自分を取り巻く混沌とした社会にフォーカスを当て静謐かつ鋭い視線で切り取る注目の若手写真家の一人です。
本展では、日本に暮らす韓国ルーツの人々を被写体としたポートレートに加え、作家自身のルーツや背景や家族に深く関わる場所の記憶を写した作品を展示。“凪”という、穏やかでありながら完全に静まることのない海の状態を、揺れるアイデンティティや、消えることのない歴史の記憶と重ね合わせた作品群は「私たちは確かにここに存在している」という強いメッセージを放っています。
【ARTIST INFO】
中尾微々
2002年、大阪生まれ。
在日韓国人の父と日本人の母の元に生まれ、二十歳で日本国籍を選ぶ。母や亡き父に自身を見出しながら、自分を取り巻く透明にはならない社会の中でひしめき合い揺れながらも、終わらない波と地の境目を踏みしめながら、自分にしか残せないリアルは何かと制作を続けている。
発表媒体では関西を中心に出展を多数開催。現在、大阪を拠点に活動の視野を広める。
日本写真映像専門学校フォトファイン学科卒業。
Opening talk Guest
植本一子(うえもと・いちこ)
写真家。1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。2013年、下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げる。主な著書に『かなわない』『愛は時間がかかる』、写真集に『うれしい生活』、小説家・滝口悠生との共著『さびしさについて』などがある。主な展覧会に「アカルイカテイ」(広島市現代美術館)、「つくりかけラボ07 あの日のことおぼえてる?」(千葉市美術館)。